みなさん、自転車用ヘルメットはお持ちですか？
ロードバイクやクロスバイクのブーム、またEバイクの流行や健康志向も後押しして、自転車を利用する人が増えています。特に2020年の新型コロナウイルス蔓延により、通勤や通学で密を避けるために、公共の交通機関から、自転車にシフトした人も多いと思います。
国土交通省のデータによりますと、少し古いデータですが、日本の自転車保有台数は7,200万台とのことですので、人口の2人に1人が自転車を持っているという計算になります。自転車は自動車と違って免許も不要、手軽に乗ることができるので、近距離への移動であれば、特に都会では最も速い移動手段ではないでしょうか。
国土交通省のウェブサイト
https://www.npa.go.jp/koutsuu/kisei/bicycle/kentoiinkai/01/01jitensha_05siryou02.pdf
その一方で、日本では自転車用ヘルメットの着用率は非常に低いのが現実です。その理由としては、そもそも法律で義務化されていないことや、欧米に比べて、まだ一般的でないことが挙げられます。「自転車でヘルメットはダサい。大袈裟だよ。」といった声も聞いたことがあります。特に、趣味として自転車を楽しむ人や、ファッションに敏感な人にとっては、その見た目も重要なポイントですが、ヘルメットをかぶることの意味 = 万が一の事故の際、頭部へのダメージを軽減するということ。つまりは、自分自身の身を守ることと考えると、進んでヘルメットをかぶりたくなるのではないでしょうか？筆者には小学生の子供がいますが、最近自転車でよく出かけます。必ずヘルメットをかぶるように教育しています。なぜなら、不運にも事故にあった場合、少しでも怪我をさせたくないからです。
自転車を利用する上での様々なリスクとは
自転車の利用中に自分自身が自損で事故をするケース。歩行者や別の自転車の利用者に怪我をさせてしまうケースもあります。ヘルメットの話からは脱線しますが、リスクに備えるという意味で、最近では自治体によっては、自転車保険への加入を義務化しています。兵庫県のウェブサイトに、事故による多額の賠償金が発生したケースがまとめられています。金額の話ではありませんが、この金額を見ると、万が一に備えて保険に入りたくなると思います。
兵庫県のウェブサイト
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk15/documents/kougakubaisyo.pdf
ヘルメットを着用していないとどうなる？
「ヘルメットをかぶった方が良い」と言われても、かぶることで実際にどうなるのかを、数字で見てみたいと思います。警察庁公表のデータによると、自転車利用中の事故で亡くなられた方の約6割が、頭部に致命傷を負っています。また、ヘルメットを着用している方に比べて、事故時の致死率が約3倍高くなっています。
警察庁のウェブサイト
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/toubuhogo.html
日本では13歳未満の子供に対して、自転車用ヘルメット着用努力義務があると定めています。歴史は割と浅く、平成20年に施行された法律です。子供には「かぶりなさい」と言っておいて、大人はどっちでも良いよというのが現状です。
この機会にぜひ自転車用ヘルメットを選んでみませんか？
海外ではオーストラリアをはじめ、大人も着用が義務化されているが多くあります。理由は非常にシンプルで、ヘルメットを着用していない場合の事故において、頭部へのダメージがかなり大きい事です。
日本では自転車専用レーンの整備はまだまだですが、海外では随分と進んでいる国もあり、このあたり、自転車文化の発達の差を感じます。
「事故には遭ったことない」「そんなに速度を出して走らない」「滅多に自転車に乗らない」「自転車用ヘルメットをかぶっている人をあまり街で見かけないから目立ってイヤだ」など、色々と理由や状況はあると思いますが、この機会にヘルメット着用を習慣付けられてはいかがでしょうか？最近は非常に軽い物、日本人でも違和感なく着用できる物、オシャレに着用できる物、色々な機能が組み込まれた物など、選択肢の幅も広がってきているので、是非ショップを覗いたり、ECサイトで情報収集されてみてはいかがでしょうか？
自転車用のヘルメット選びのポイントは、頭部に適切にフィットするか、アゴ紐を正しい長さに調整できるか、通気性は考慮されているか、自分の好みのデザインかなどです。安全性はもちろんですが、毎日使うものは、使いたいと思うデザインが良いですよね。みなさんも、毎日被りたくなる、そんな素敵なヘルメットが見つかると良いですね。
LUMOSヘルメット
LUMOSヘルメットは、頭部へのダメージを軽減することはもちろん、偶発的な事故に遭う確率そのものを低減させる事ができる、自転車用ヘルメットです。
フロントLEDライト、リアLEDライト、ウインカーライト、自動ブレーキライトなどの先進的な装備で、周囲からの抜群の視認性を確保できます。機能面だけでなく、快適に使えるよう、様々な工夫が盛り込まれています。
